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[自作竜]墓場の守り流

【タマゴ】
この卵には淡い月の光を感じる
 
【ストーリー】
墓場付近で見つかる卵です。
月の下におくと卵が喜びを感じます。

 

 

【ハッチ】
日中は墓場の影に隠れて生活してますが、月が出ている夜は月の光を浴び、体内のエネルギーが活性化しています。
幼い体ではまだ直接月を見ることはエネルギー過剰になってしまうので、黒い目隠しをつけています。

 

 
【ハッチリング】
これまで貯めてきた月のエネルギーで体毛にキラキラと輝きがでます。
そしてハッチリングになった初めての満月の夜、天高く空へと昇り、月の欠片を食べるという言い伝えがあります。

 
【アダルト】
墓場の死者を護る存在として、黄色い月のような冷たい静寂と赤い月のような熱い狂気を持ち合わせるドラゴンになります。
普段は人に対して友好的なドラゴンですが墓場荒らしが来たときには荒れ狂う番人になります。
 
【ストーリー】

「現世での死者の休息を妨げてはならない」
赤いリボンに篭ったおまじない。それが彼らに課せられた使命なのです。
満月の夜、居場所のない瀕死の状態のドラゴンを救って家族として迎え入れた夫婦がいました。
彼らはドラゴンに赤いリボンと名前をプレゼントしました。
夫婦はドラゴンを愛し慈しみ、ドラゴンもまた同じ気持ちでした。人間とドラゴンの寿命の差は残酷です。夫婦はやがて老いて天国に旅立ちました。家の隣の墓地に夫婦を埋葬し、夫婦の居なくなった家でドラゴンは悲しみに暮れていました。赤い月の夜に墓場荒らしが夫婦のお墓を荒らしたのです。愛を与えられて穏やかな性格だったドラゴンは鬼のように怒り狂いました。そして墓場荒らしを撃退し、赤いリボンに誓ったのです、地上にいる間は彼らの安らかな寝床を護り切ると…。
その願いが代々受け継がれている赤いリボンに込められています。今後も永遠に地上での彼らは安らかな眠りとなるでしょう。

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